ビデオ撮影の前に
※ビデオカメラのセットアップの詳細は商品の解説書などに従ってください。
▼その1
お気に入りのビデオカメラを購入したら、さあ、早速撮影に・・と、気を早くしてはいけません。商品の内容をチェックしましょう。付属品や説明書、保証書などがきちんと入っているかどうか、カメラ本体や付属品に不良品がないか、よく見ておきましょう。
▼その2
次に取扱説明書を読み、操作ボタンや各種端子の位置の確認、またバッテリーやACアダプターの接続の仕方、記録用カードやディスクの挿入の仕方なども確認しておきましょう。使い方や注意事項がだいたい分かってきたら、電源を入れてみましょう。ビューファインダーや液晶パネルをご自身の見やすいように、使いやすいように調整することをお勧めします。また情報表示を選択できる場合は、使いやすいようにカスタマイズしておいたほうがよいでしょう。
▼その3
ビデオカメラのセットアップを行いましょう。最近はハードディスクやメモリーカードが記録媒体になったビデオカメラが多くなってきました。これらはビデオ撮影記録のレートを設定することができ、レートが高ければ、高画質ですがファイルサイズが大きくなるので、撮影記録時間は短くなります。レートを低く設定すれば撮影記録時間は長く撮れますが、画質は落ちることになるのです。
▼その4
手で持つ「グリップ」の長さを調整しましょう。締めすぎず、緩すぎず、ご自身の手にしっくりくるようにしておかないと、撮影中に手が疲れてきたり、思わず落としてしまう、なんてこともあります。また付属のストラップは必ず付けておきましょう。これもやはり落下防止の一つです。
▼その5
実際にテスト撮影してみましょう。「選び方編」でも書きましたが、人物や赤・青・緑の3原色のものなどを撮影してみましょう。そして撮影したビデオを再生してみて、きちんと色が表現できているかどうかチェックすることをお勧めします。また暗いところや明るい場所でも撮影してみて、どのような映像表現になるのかもチェックした方がよいでしょう。
▼その6
ビデオは映像であると同時に「音声」も重要な要素です。内蔵のマイクがどれくらいのレベルで音を拾うのか、特に被写体の人物の声はどのくらいの距離まで明瞭に入ってくるのか、横方向の音はどれくらい入ってくるのか、など実際に誰かにしゃべってもらって、または音楽などの音を出して、チェックしておいた方がよいでしょう。チェックは必ず撮影したビデオを再生してみて、ヘッドホンで聴いて行うことをお勧めします。
▼その7
別売の外部マイクがある場合には、必ずチェックしておきましょう。実際に接続してみてきちんと音声が入力するか?音質はどうか?ノイズが入らないか?などを確認しておきましょう。マイクの種類によっては、そのビデオカメラの入力に合わないことがあるので注意しましょう。